yotiky Tech Blog

とあるエンジニアの備忘録

2020年現在、ARで価値を出すとは

ARの特性

1.Transform(位置、回転、スケール)

現物ではできない位置(遠隔含む)、回転、スケールを自由に制御できる。

2.Timeline(時間軸)

リアルタイム(現在)以外の状態を見れる。
データとしてはすでに見る手段がある。データをコンテンツとして見れる。

3.Interference(現実と仮想の相互干渉)

RealからVirtualへ、VirtualからRealへ、つなぎこむことで相互に干渉しあえる。
空間自体を認識することもできる。
現時点で直接干渉はできない。意図して干渉させるように作る必要がある。

4.Intangible(現実と仮想の非干渉)

逆に仮想オブジェクトは質量がないので現実に直接干渉しない。
どこにでも存在させることができるし、分解/構築も瞬時に行える。当たり前だがすり抜けることも可能。

5.Overlap(重ねる)

現実と仮想オブジェクトを同時に見ることができる。

(6.ハンズフリー

ARの特性ではないが、一部のデバイスではハンドトラッキングやアイトラッキングで操作することで手が自由になる。

大前提

これらの大前提として、コンテンツが3次元化して価値があるかどうか。
3次元化とは空間に存在させること。3D化とは違う。

この価値がでなければ、ブラウザで情報を表示する方が手軽という話になる。