新規プロジェクト作成時に行うミニマムなお決まりの手順、設定など。
検証環境
- Unity:2019.2.7f2
- MRTK:2.4.0
- VisualStudio:2019
- Device:HoloLens2
手順
- [Ctrl + Shift + B] で 「Build Settings」 画面を開く
[Universal Windows Platform] を選択して[Switch Platform]をクリック
MRTK のパッケージを Project ペインにドラッグ&ドロップして Import
インポート後に表示される「MRTK Project Configurator」ウィンドウは、[Enable MSBuild for Unity] をオフにして Apply
- その後も表示されてうざい場合はIgnore、再度表示したい場合はメニューから
- その後も表示されてうざい場合はIgnore、再度表示したい場合はメニューから
「Build Settings」 画面やメニューから「Project Settings」 画面の[Player]タブを開く
- [Publishing Settings]グループ
- [Package name] に任意のパッケージ名を入力
- [XR Settings]グループ
- [Virtual Reality SDKs]に[Windows Mixed Reality]を追加
- [Depth Format]を[16-bit depth]に変更
- [Stereo Rendering Mode]が[Single Pass Instanced]であることを確認
- [Publishing Settings]グループ
メニューから TextMeshPro Essential Resources を Import
任意の Scene で HoloLens 用の設定を適用(Scene のセーブを忘れずに)
任意の Scene をビルドに追加
オプション
- Mixed Reality Capture (MRC) でハンドメッシュがズレる
- Render from the PV camera (opt-in)
- MixedRealityToolkitConfigurationProfile の Camera の項目で、DefaultMixedRealityCameraProfile を Clone して、CameraSettingsProviders の [Render from PV Camera] をONにする
補足
- Unity 2019.3 では基本的に ARM64 でのビルドが推奨 されている
- ARM プロセッサ用の依存関係およびプラグインのコンパイル
Unity 2019.3.xを使用している場合は、Visual StudioでビルドアーキテクチャとしてARMではなくARM64を選択してください。Unity 2019.3.xのデフォルトのUnity設定では、UnityのバグによりARMを選択した場合、UnityアプリはHoloLensにデプロイされません。これはUnityのイシュートラッカーで追跡することができます。
ARMアーキテクチャが必要な場合は、Edit > Project Settings(編集)、Player(プロジェクト設定)、Other Settings(その他の設定)メニューでGraphics Jobs(グラフィックジョブ)を無効にしてください。グラフィックジョブを無効にすると、Unity 2019.3.xのARMビルドアーキテクチャを使用してアプリをデプロイすることができますが、ARM64を推奨します。
- ARM プロセッサ用の依存関係およびプラグインのコンパイル