追記 (2020/11/14)
FastEnum 1.6.0 がリリースされました。
1.5.x では System.Runtime.CompilerServices.Unsafe
は 4.7.1 以上が必要でしたが、1.6.0 では 4.5.0 以上になっており、要求されるバージョンが下がっています。現在は 1.6.0 でも動作します。
動作確認はしていませんが、最新バージョンで良ければ Nuget For Unity からでもインポートすることができるでしょう。
この記事自体は、NuGet Gallery からライブラリをインポートする手順としても有用なのでそのまま残しておきます。
検証環境
- Unity 2019.4.3f1
- FastEnum 1.4.1
- MessagePack 2.2.60
- MRTK 2.5.1
補足
FastEnum 単体で導入する場合は、最新を使っても大丈夫です。
その場合は Dependencies に記載されている System.Runtime.CompilerServices.Unsafe
ダウンロードしてインストールしましょう。
MessagePack や MagicOnion を一緒に使う場合は、依存する System.Runtime.CompilerServices.Unsafe
のバージョンに差異が発生するため、下位バージョンに依存している MessagePack のバージョンに合わせている形になります。その他の競合する依存ライブラリを持つツールを使う場合は、バージョンを合わせるように調整が必要になってきます。
導入
FastEnum
Unity 向けのパッケージはないので、NuGet Gallery の「Download package」からパッケージをダウンロードします。
ダウンロードした nupkg
ファイルを解凍します。出てきたフォルダのfastenum.1.4.1\lib\netstandard2.0\FastEnum.dll
を Unity の Assets\Plugins
フォルダの下にインポートします。
MessagePack
MessagePack は リポジトリから unitypackage をダウンロードしてインポートします。
すべてインポートされると、Plugins
フォルダは以下のようになります。
MessagePack に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
導入の手間はありますが問題なく実行できます。