yotiky Tech Blog

とあるエンジニアの備忘録

ウォーターフォールとアジャイルの例え話

プロジェクトの計画は、東京から大阪までヒッチハイクの計画を立てるようなもの。

ウォーターフォール

見積もりと進め方

東京大阪間のいくつかの都市にいつまでに着くか見積り、進捗を計り、遅れれば何とかして計画に合わせようとする。

ゴール

台風が来ようが、目的にしていたイベントが中止になろうが、兎に角大阪を目指す。
想定していた需要がないと分かったり、見込んだ時期が外れてしまっても変更や中止が難しいため計画が優先される。

適所

仮に電車で移動できるならば不確実性は低く、見積もりの精度が高いため、ウォーターフォールは適していると言える。
時刻表があるのでいつどこに着くか精度は非常に高く、遅れても新幹線などで巻き返せもする。

アジャイル

見積もりと進め方

計画は目安であり、適宜臨機応変に必要があれば計画を変更する。
ゴールに向けて、通るルートが計画と違ってもそちらの方が最適であればそちらを通る。

ゴール

ゴールに向かった結果、当初計画していた大阪での予定より、京都や神戸の方が得るものが大きいと分かったなら目的地も変更する。

適所

東京大阪間であればある程度、地理や事情が想像できるかもしれない。
これがアメリカの東海岸から西海岸までヒッチハイクで横断となると、多くの人にとってはかなりアバウトで目安にしかならない見積もりしか出せないのではないだろうか。
計画時点でのゴールやルート、見積もりの不確実性が高い場合に臨機応変に対応できる。