TL;DR
「Killer Intelligence Center」がインストールされているDellのPCを使っている人が、
GitHubには接続できるが、Azure DevOpsに接続できなくなった場合の対処方法。
他に、Microsoft系のサイトに繋がらなかったり、読み込みが遅かったり、Teamsで画像の送信が遅れたりなどが発生する可能性もある。
目次
環境
起こった事象
Gitクライアントは、Forkを使っており、アカウントにAzure DevOpsとGitHubのマルチアカウントを設定している。
しばらくAzure DevOps側は使ってなくて(12月くらいから?)、久々に接続した際に「schannel: failed to receive handshake, SSL/TLS connection failed」のエラーが出力されて接続できなくなっていた。 その間、GitHub側は触っていたので接続できている。 色々試しているとたまに成功することもあることが判明。
よくある「何もしていない」のに発生?したやつである。
原因と対処
悪さをしているのは、DellのPCにインストールされている「Killer Intelligence Center」。 ここは定かではないが、IPv6を使用してWifiを使ってる場合に起きるかもしれない。
対処は以下の通り。
アプリを起動したら歯車アイコンから設定を開く。
ここの「Killer Prioritization Engine」をOFFにする。
過去に同じPCでアンインストールを試したが結果ダメだったとログが残ってたので、ゾンビのように復活するアプリだったような気がする。今回はアンインストールは試していない。(アンインストール絶対ダメ!追記参照)
この設定はOFFにしてもしばらくするとONに戻ることがある。 つまり「何もしていない」のに発生する。しばらく経つので原因を思い出すまでに時間がかかるのが厄介もの。
過去にOFFにした時は、別のエラーでAzure DevOpsのリポジトリからPulllできなかったり、Azure DevOpsのサイト自体が読み込めなかったり読み込むのが遅かったりした。
最近起きていた事象では「Teamsで画像を送信した場合に、送信できておらず遅延して後から送信される」ということが起きていた。この時メッセージは送信できているのでやり取りがちぐはぐになる。こちらは改善されるか経過観察中である。
「Killer Intelligence Center」や「Killer Prioritization Engine」は検索すると悪評がチラホラ出てくる。次に関連するリンクを上げておく。なお、「Killer Control Center」はアプリの旧名。
- Azure DevOps - OpenSLL SSL_connect:Connection was reset in connection dev.azure:443 - Developer Community
- 一部サイトの画像表示がされない、またはアクセスが遅い場合の対処方法
- FacebookやYou Tubeが開けない時の対処方法 ipv6導入済みのwifi環境向け | コバオン
2024/2/15 追記
起こった事象
MRTKを導入するための「Mixed Reality Feature Tool」が起動しなくなった。 起動途中でクラッシュして画面の表示までいかない。極稀に起動するが「Discover Feature」でまたクラッシュ。
原因と対処
本文に同じ。
再インストール
今回は「Killer Intelligence Center」をアンインストールして暫く使っていた。 「Killer Intelligence Center」はユーティリティにあたるのでアンインストールしても、裏で勝手に動いててまたフラグが立っていたようだ。気付くのに数日を要した。。。
再インストールするには、Dellのページで「Killer Intelligence Center」を検索して最新のインストールサポートツールをダウンロード。もしくは、本体はMicrosoft Storeでインストールするので直接ジャンプ。本体をダウンロードしてインストール。